【黒の葬花】約束の動物園へ！

安西先生、文字数が…足りません…。

ようやくこの日が来たか。今日は存分に楽しんで貰わんとな

蘭黒の私服姿…確かに少し…いや、物凄く気になる
ジロジロ見るとアレだが、きっと似合う事だろう

しかし何だ。蘭黒よりも、他の連中がテンション上がりすぎて暴走しないかの方が心配だな…
爬虫類系とか、変な生き物で蘭黒に近づけてビビらせようとする輩がいたら引っぱたこう。そういうのは、良くない
…待て、俺にも近づけるな。別に爬虫類とか虫とかが苦手とか、そういうアレでは無いが近づけるな！？

今回もデザートにガトーショコラとアップルパイを用意していくか
好物でも無いか聞いてみるかな

土産屋では、以前蘭黒にプレゼントした物と同じ様なぬいぐるみがあれば、またプレゼントするか。本人気にしていた様だしな

「今日は楽しめたか？」
最後に、今度は満面の笑みが帰ってくる事を期待して、感想を聞いてみる
「さて…次の約束はどうするか。行きたい場所は見たいモノは無いか？」
前に一生約束し続けると言ってしまったからな。…まぁ、本人は覚えてないだろうが
「夏の海に秋の紅葉。冬の雪に春の桜。何でも良いさ、希望があれば何時でも何処でも付き合うよ」
季節は過ぎてしまったが、花見は我ながら名案かもしれない
「ま、これからは蘭黒は好きなように生きればいい。これからの人生はもう、君の物なのだからな」
誰かと恋をして結婚したりもするのだろうか…と思うと少し寂しい気もするが
こういうのは父親の感傷なのだろう…か？